こんにちはMichelです!前回、保湿とクレンジングの話をしてそのままだったので、続きのベースメイクの話をしたいと思います。その前にクレンジングは超重要事項なのでもう一度復習します!
- 30代はクレンジングを今すぐ見直して欲しい
- 篠崎功さんのツイートを見て我にかえった・ベースメイクは薄い日と濃い日で分ける必要あり
- なんで下地・BB・リキッドが落としにくいかイラストをかいてみた
- 面倒でもメイクの使い分けとクレンジングの使い分けが必要だった・・・
30代はクレンジングを今すぐ見直して欲しい
30代になったら毎日オイルクレンジング使うのやめて欲しいし、石鹸つかうのもやめて欲しい!たまに若い女性のインフルエンサーで上質のクレンジングオイルや石鹸をお勧めする人いるけど、それは若くて皮脂分泌がたくさんあるからOKなだけです・・・
化学の話しになるのですが、基本は油は油にとけやすいし、水は水にとけやすい。油と水を溶かすには界面活性剤が必要です。って、私は乳化剤が専門分野だったのでちゃんとわかっていたつもりだったのに、自分の過去のスキンケアに活かせてなくて泣きたい。
というわけで、皮脂(人間の油です)は オイルクレンジングにがっつり溶け出すんですね。メイクもたくさんの油で出来てるからメイクも溶け出すんだけども。なのでオイルクレンジングを毎日つかうとそれだけで皮脂がとられすぎてがっさがさに乾燥またはTゾーンだけ皮脂の過剰分泌になるよ・・
人にあんまり会わない日とか、どうでもいい人にしか会わない日はベースメイクを皮膜感のない落としやすいものにして、なるべく弱い界面活性剤が配合されているミルククレンジングかジェルクレンジングで落として欲しい・・・
あと、石鹸もメイクの皮膜は落とせないけどアルカリ性だし酸性の皮脂とがっつり結合する力があるので30代からはあんまりおすすめできないです。それなら優しい乳化力の中性アミノ酸配合の洗顔料の方がよくない?って思います。石鹸シャンプーを使うと頭皮が荒れる人が多い理由ですね・・・
私も産後すぐまではすぐにすっきり落とせるシュウウエムラのアルティムとか使ってましたよ・・・良い油脂使ってるしみんなすすめるから大丈夫だろうって思って。20代はオルビスのクレンジングリキッド使ってたから、まだそっちの方が良かったなんて(それまでは敏感肌だけだったかも)・・・結果、お肌の乾燥がめちゃくちゃ進みました。
具体的に使っているものは前のブログにも書きました↑
正直、メイクによってクレンジングを変えるなんて狂気の沙汰だと思っていました。でも、使い分けないと皮脂分泌が下がってきた30代のお肌は乾燥肌まっしぐら→シワ・ほうれい線・毛穴の開きがすごいことになります。なってから治すのはとても時間がかかるのでちゃんと予防して欲しい。
肌への優しい順は
ミルク・クリームクレンジング>ジェルクレンジング>>>>>バーム・オイルクレンジング
ただし、ミルクとクリームのクレンジングは落とし方が難しいし結局拭き取りしないといけないしで、下手にゴシゴシするくらいならジェルクレンジングの方がいいです!バームはただの固体油脂なのでオイル(液体油脂)と同じです。
篠崎功さんのツイートを見て我にかえった・ベースメイクは薄い日と濃い日で分ける必要あり
ファンデーションの肌負担💡
— 篠崎功 (@ko_shinozaki) June 16, 2018
落とす際の負担や毛穴に対する影響まで考えるとこんな感じ
スティック>クリーム>リキッド≒クッション>…>パウダー≧ミネラル≒0
ミネラルファンデってケミカル系パウダーファンデよりも肌負担が断然低いと思っている人多いけど、そんなに変わりません。
BBでも下地でも肌負担は同じです。
— 篠崎功 (@ko_shinozaki) November 18, 2018
化粧下地≒リキッドファンデ≒BBクリーム≒CCクリームと考えて下さい。
ラロッシュポゼは全体的に落とす際の肌負担は少ないのですが、この時期の紫外線対策には吸収剤の配合が多過ぎるのでお勧めではないですね。
紫外線量の多い季節には役立つ商品です♪ https://t.co/8iYTPonWPM
「化粧下地はファンデの刺激から肌を守るものではないのですか?」という質問が多いのですが…
— 篠崎功 (@ko_shinozaki) January 4, 2019
まず、下地とリキッドファンデの成分はほとんど同じです。
下地=色の薄いリキッドファンデと考えて下さい。
下地を使うと負担が減るどころか被膜が増強されるために落とす際の負担が大きくなります。
フェイスパウダーはベースメイクの上に乗っているだけですから肌負担など気にするレベルではありません。
— 篠崎功 (@ko_shinozaki) December 26, 2018
ミネラルに拘らずケミカルも含めて自分に合うものを選んだ方が良いと思います。 https://t.co/JMSPVcnWKn
そ、、そりゃそうだーーー!!!大学で乳化剤を勉強したのにまったくいかせてない・・・!
メイク界で有名なはーたんさんも言われております・・・
パウダーファンデだとお肌乾燥しそうって思われがちだけど、パウダーファンデは落としやすいからクレンジングの洗浄力を低いものに変えることが出来て、長い目で見るとむしろ素肌そのものが乾燥しにくい状態になる。
— はーたん (@beauty_info_h) January 24, 2019
化粧直後の仕上がりも大事だけど、長い目で見て肌の潤いを保つ方がもっと大事。
最近ニキビを気にしている中国人の知人に、クリームファンデーションからパウダーファンデーションに変えるよう提案して、パウダーファンデーションに変えてみたところ、ニキビが改善してきたとのご報告があった。
— はーたん (@beauty_info_h) January 24, 2019
ニキビができやすい肌は原則パウダーファンデーションを推奨する。
薄い日は乳液兼化粧下地+パウダーファンデ
保湿→保湿兼下地効果のある乳液→透明なフェイスパウダー→ファンデーション→ファンデーションを濡れたブラシでとってコンシーラーがわりに使う
このセットだとミルククレンジングで落ちます。
一番重要なのは保湿兼下地効果のある乳液です!これがメイクの仕上がりを決定してしまいます。
個人的に一番良かったのはDiorのカプチュールトータル ドリームスキンアドバンスです。これスキンケアなのかな?と思わせる商品ですが、とにかく塗った後の肌がぴっかーんとする感じはまずサンプルで試して欲しい・・・!正直、買おうか1週間くらい悩みました。
ただ、12,000円くらいと値段がかなり高いし、マット系でけっこう使用量が多いので毎日は使うにはつらいかな〜悲しい。でも諦めきれないからallbeautyで買おうか悩んでいます。ここで買えば10,000円くらい。
これと似た効果があるのがキールズのブラーらしく、かなり人気みたいです。オーストラリアでもけっこう売り切れています。
たしか4,000円しないくらい?
その分、濃い日はメイクを思いっきり楽しんで!
濃いメイクとは・・・
・がっつり毛穴を埋める系の下地
・がっつりリキッドファンデ
・がっつりアイメイク
こんな感じなんですけど、日本人女性ってこれぐらいメイクしてる人多い気がする・・・。もちろんメイクは楽しいし、メイクをした姿は美しいのですが、お肌を休める日=オイルクレンジングや強めのジェルクレンジングを使わなくていい日も作ってくださいね。
なんで下地・BB・リキッドが落としにくいかイラストをかいてみた
下手くそなイラストですがご容赦ください💦
イメージとしてはパウダーファンデとかはこんなかんじ↓ 茶色の丸がファンデの粉で、肌色が表皮です。
どんなに粒子が細かくても、やっぱり目に見えるサイズの粉なので肌の上にのっかってるだけなんです↑だから、パウダーファンデって見た目がぱさつくし、カバー力もそんなにないし、落ちやすいです。
最近の優秀なファンデは粒子内や粒子同士で光をうまく反射させて、ツヤ感を出している気がします。
一方で下地・BB ・リキッドファンデはこんなかんじ↓今回は色付き下地を重ねてみました。
とにかく皮膚にびっしりくっつくイメージ。というのも、下地・BB・リキッドファンデに使われている油って乳化剤で強力に乳化されていて、圧倒的に粒子が小さいんです。なので皮膚のすみずみにまでいきわたります。もちろん、顔料を使っているので細かい粒子はあるんですよ。でも相当小さく砕かれているのでそれこそ毛穴はもちろんのこと肌のすみずみにいきわたります。
そして、皮膚は皮脂が分泌されているので、乳化剤や油とめちゃくちゃ馴染みます。だからリキッド系はピタッと密着してカバー力もあって落ちにくいんです・・・
ということは、めちゃくちゃ馴染んでいるのを無理やり剥がさないといけないので、クレンジング剤はリキッドがぴったりくっつく力より強いものでないといけない・・・ので、かなりの乳化力が必要。もちろんメイクだけではなく、皮膚の必要な油も根こそぎとれてしまいます・・・
というのは、乳化剤を専門としていた人であれば誰でも納得する理屈なんですよね・・・むしろなんで今まで私は気がつかなかったんだろう・・・!
面倒でもメイクの使い分けとクレンジングの使い分けが必要だった・・・
20代までの皮脂がバンバン出てくる頃はリキッドファンデでもなんでも使ってオイルクレンジングで落とせば良かったかもしれない、でも30代になって皮脂の分泌が弱まってきたらベースメイクとクレンジングにはこだわって欲しい!